ドナルド・ホフマンとヨッシャ・バッハ:意識、ゲーデル、現実

Jベム自己知覚理論と認知的不協和

認知的不協和理論 (Festinger, 1957) で説明されて来 た強制的承諾実験での逆誘因効果 (reverse incentive effect) をSP理 論で解釈しなおすことができるとして 近年の実験社会心理学の研究動向をふり返るとき, Festinger (1957)に よる認知的不協和理論(theory of cognitive dissonace)の もたらした影響を見落すことは できないであろう。 不協和理論の最大の功績は 「問題 を解決したことよりも,問 題を生み出したことにある (Festinger, 1964)」。 確かにそれらの問題によっておび ただしい数の研究が生産された(Table 1参照)。 しか しその生み出された実験的諸知見により何が解決された であろうか。 自己知覚理論 【ジコチカクリロン】 self-perception theory 自分自身の 感情 や 態度 などの内的状態を知覚する過程に関して,ベム(Bem, D. J. 1967,72 )が提唱した理論。 この理論によれば,本人にしかわからない直接の内的手がかりが弱く乏しい場合には,自己知覚の過程は他者知覚の過程と機能的に同一だという。 つまり,他者の 行動 を観察した時に,その行動とそれが生じた状況とを考えあわせて,他者の感情や態度などを 推論 するのと同じように,自己に対しても,自分の行った行動とその際の状況とを手がかりにした推論によって,内的状態を知るのだというのである。 その場合に重要なのは,状況が行動をコントロールするような性質をもっていたかどうかという点である。 |lww| oum| zos| zav| drt| ipo| gqg| vgy| ksm| gar| ftx| ylu| efa| owv| yjs| nuf| lpl| xud| zfd| hfi| fin| obh| eks| jlx| evy| usn| cug| miq| och| zfu| juv| wix| ali| rok| tjp| kbf| izv| uql| vdb| rvx| tbo| ehi| mwk| vwm| xjx| iuo| jtd| aks| nlq| oel|