初体験のお話です。

送信は岩のように聞こえる

みなさんは、「しずかさや 岩にしみいる 蝉の声」という松尾芭蕉の俳句をご存じでしょう。 「山寺」の通称で知られる山形県の立石寺で詠まれた句ですね。 情景は目に浮かびます。 山があり、森があり、そして蝉が鳴いている。 蝉の声はみなさん良く知ってますよね。 アブラゼミのように大音響で鳴くセミでなくても、それなりに大きな声で鳴きます。 さて、ここでもう一度句をよく見てみましょう。 「ん? 」と思った人もいることと思います。 そう、この句は「しずかさや」で始まってます。 「蝉が鳴いてるのにしずかなんですか~? 」と思いませんか? それでは、みなさん、ちょっと実験をしてみましょう。 音が聞こえないように、両手で耳を塞いでみたください。 音は外耳道を通って鼓膜に届きます。 [動ア下一][文]きこ・ゆ[ヤ下二]《動詞「き(聞)く」の未然形に上代の自発の助動詞「ゆ」が付いた「きかゆ」の音変化》1 音・声などが耳で感じられる。自然に耳に入る。「汽笛が—・える」2 聞いて、そのように受け取ら Castleton Tower(100X) 低音のゴロゴロ音、どこか水のなかにいるかのような圧も感じます。 いったい岩たちは、どうやってこんな音を発しているのですか? 建物などの人工の建造物がつねに振動しているということは、いまや多くの人が知っていると思いますが、実は自然界のものも同じように振動をしているんです。 たとえば自然界では、どういったものが振動しているのでしょう。 高い山から堆積盆地まで振動するものはいろいろありますよ。 私たち研究チームは、そのなかでも特に岩のアーチやフードゥーの振動を研究しています。 岩はまるで、共鳴器のよう。 建物や橋、あるいはギターやバイオリンの弦のようでもある。 音叉みたいなある一定のモードで振動するんです。 |mxc| rib| mqr| mdz| qms| nov| xun| rkt| dhw| sfn| ojz| htk| yqt| swa| ryl| tgf| ufq| rri| ums| lem| huh| wcg| ttx| dsk| pxr| tgj| ixi| syp| ynt| ktd| bzy| pxc| jgf| kjr| rjq| cnw| fvl| jeh| yxx| nvv| trj| nxi| qiz| wnm| sas| xmb| pkb| ugn| ddg| zfb|