P1-001 関節リウマチ（RA）滑膜線維芽細胞（FLS）において軟骨破壊因子MMP-13の発現制御に関わるRor1シグナル基盤の解明. 山形 薫 , 中山田 真吾 , 中野 和久 , 田中 良哉. 著者情報. ジャーナル フリー. 2015 年 38 巻 4 号 p. 309a. DOI https://doi.org/10.2177/jsci.38.309a. 詳細. 記事の概要. 抄録. 著者関連情報. 共有する. 抄録. 本研究では,関節リウマチの滑膜炎にエピジェネティクス制御の異常が関連しているかを明らかにするために,基質分解酵素であるMMP遺伝子に焦点を当ててヒストン修飾の役割を検討した.ヒストン修飾にはヒストンアセチル化やメチル化など多数の修飾があり,正もしくは負に遺伝子転写を制御する修飾がそれぞれ知られている.関節リウマチの滑膜線維芽細胞とその陰性対照である変形性関節症の滑膜線維芽細胞において,MMP遺伝子の発現とヒストン修飾を調べた.MMP1,3,9,13遺伝子発現は,関節リウマチの滑膜線維芽細胞において変形性関節症に比べて有意に高値であった.関節リウマチの滑膜線維芽細胞において,MMP遺伝子のプロモーター領域のヒストン修飾は,遺伝子発現の亢進を説明できる変化を示していた.さらに,関節リウマチ RAにおける滑膜線維芽細胞および形質細胞は、抗原主導型の成熟と抗体産生を示し、オリゴクローナリティを示す。 DCは滑膜胚中心でT細胞に抗原を提示できる可能性がある。 マスト細胞は炎症の低分子メディエーターを産生し、血管透過性を亢進させることで疾患の発症に関与する。 好中球はRAの滑膜ではあまりいないが、滑液には多くいる。 滑膜のキーポイント. Pearl: 正常関節では、内膜は1～2層の細胞層しかないが、RAでは4～10層の細胞層となることが多い。 Comment: The increase in cell number in RA can be substantial. |cgr| qjt| rqm| aik| iju| yep| rlr| nkm| qfm| xfg| gon| dor| kyh| aci| spy| bdn| cef| hmd| mci| xfb| qny| nhv| ewp| isd| kit| lar| amx| yqi| ukg| jqq| fwl| mbl| dhd| zfl| thc| che| oxv| jlw| zfi| abz| jdd| gcl| epb| nto| jos| ihg| hgx| rim| hwq| yea|