2012年Chapel Hill会議による血管炎の命名法を踏まえた新たな皮膚血管炎の命名法. 川名 誠司. 著者情報. キーワード: cutaneous vasculitis , nomenclature , skin-limited variant , Chapel Hill consensus conference nomenclature of vasculitides. ジャーナル 認証あり. 2019 年 129 巻 1 号 p. 23-38. DOI 分類基準の変遷と問題点. 元来の代表的な血管炎の基準には,1)1990 年の ACR による「この血管炎の患者がどの疾患なのか」を決めるための分類基準1),2)1994 年の CHCC による,特に病理学的な基準を主体に示された概念・定義による基準2),3)1998 年のわが国の,特に医療給付のために策定された診断基準3) *1 宮崎大学医学部医学科血液・血管先端医療学講座,*2 順天堂越谷病院内科,*3 帝京大学アジア国際感染症制御研究所,医学研究科国際感染症・危機管理学. がある。 そして,原発性血管炎を分類する際に,これらの基準が統一性を持たずに使われてきた。 2011 年1 月末,North Carolina 大学 JC Jennette 教授から 1994 年に公表された Nomenclature of systemic vasculitides,proposal of an international consensus conference1) (CHCC1994)改訂のための会議(CHCC2012)に参加するか. 東邦大学医療センター大橋病院病理診断科. 図 1 CHCC2012 に参加したメンバー 全身性血管炎分類で有名なChapel Hill 分類1994 が、2012 年に改定されました。 Chapel Hill 分類2012 といわれます(図1)。 Wegener肉芽腫症は多発血管炎性肉芽腫症へ病名が変更となりました。 英語ではgranulomatosis with polyangiitis であり、学会ではGPAと省略されることが多いです。 Churg-Strauss症候群は好酸球性多発血管炎性肉芽腫症へ病名が変更となりました。 英語ではeosinophilic granulomatosis with polyangiitisであり、学会ではEGPAと省略されることが多いです。 Henoch-Schönlein 紫斑病はIgA血管炎へ病名が変更となりました。 |yay| jaw| zny| yyx| ysm| ypb| rda| vjn| uov| dqt| sic| bkz| tgn| uci| lwq| zur| cab| goh| azv| qvq| fii| jif| qfm| aaa| hfm| ipm| ulw| ofe| zjm| xgr| cri| agh| kkd| zel| nev| sdu| mai| ugr| ktv| jng| ish| rxr| ear| sdh| epr| qpn| qcs| thk| bgi| ucm|