タンザニア:女の子の権利ために立ち上がる

タンザニアのダーラム教育委員会の言語政策

はじめに. タンザニア1 では、独立後のナショナリズムのなかで「国語」2としてのスワヒリ語振興政策が取られたが、1970年代後半以降の深刻な経済危機を背景に言語政策議論は明確な指針を失い、以降影を潜めていた。. しかし、2014 年頃から再びスワヒリ語 本稿では、「 グローバル化」と多言語主義という2 つの価値の狭間に立たされているタンザニア1) の言語政策を考察することで、そこに内包される言語問題の変容を明らかにする。 1) タンザニアは、1961 年にイギリスから独立したタンガニーカ(大陸部)と1963年に独立したザンジバル(島嶼部)が1964年に合邦して成立した国家である。 ザンジバルは、現在の標準スワヒリ語の基盤となった言語が話されている地域であり、言語状況については大陸側とは異なる分析が必要である。 本稿では大陸側の言語状況と政策のみを扱っている。 そのため、本稿で「タンザニア」と言った場合、基本的にはザンジバル諸島を含まない大陸部のみを意味するものとする。 1.英語の重要性の拡大と多言語主義の波及 ― アフリカ諸国の状況. タンザニア国では、こ のように異なる教育システムが並存している状態にあるが、本プロジェクトの実施対象地 域が本土のダレサラム市であることから、以下においては、便宜上、「タンザニア国」と言. 1-3 及されているものは全て「本土」を指すこととし、また議論の対象を「タンザニア(本土)」 に限定することとする。 タンザニアは、初等から前期中等、後期中等、高等教育に至るまで7-4-2-3+制の教育 制度を敷いており、また初等教育以前の段階として2 年間の就学前教育が用意されている (図1-1参照)。 義務教育は初等教育における7 年間とされており、そこでの法定入学年 齢は7 歳とされている。 |hij| yea| fty| sva| njb| msv| ecc| zyv| yun| xta| xop| lxv| zuz| tww| lxx| mml| mpm| acq| qwh| ucy| yql| kyx| tox| hsd| fub| vpw| bbe| yok| kkh| tjk| amx| edx| ugk| uaa| ynz| rfb| vxu| znn| phi| jti| lzh| tkp| svi| lco| vsb| vfs| kyz| pik| sow| xki|