これまでの公共投資の規模について、主要先進国で比較すると、日本では長期に亘って固定資本形成（フロー）が 高水準で推移しており、その結果、固定資本ストックについても極めて高い水準にある。 政府支出は、GDPの項目では「 公的需要 」という形で現れ、「 政府最終消費支出 」と「 公的固定資本形成 」が主な構成要素となる。 「政府最終消費支出」は、政府の一般的な活動や社会保障などの支払い、「公的固定資本形成」は、道路や学校の整備といった、いわゆる 公共事業 が中心となっている。 「個人消費」や「設備投資」などのエンジンが弱まり、旅客機の高度が落ち始めると、コックピットの政府は、公共事業を大量に実施し、「政府支出」という四つ目のエンジンの出力をアップさせる。 これによって、旅客機の高度を上げようとするわけだ。 政府支出を増やすことが景気拡大をもたらすことを「発見」したのが、イギリスの経済学者 ケインズ だ。 今回は一般政府の支出、つまり歳出側からその実情をOECD (経済協力開発機構)のデータベースOECD.Statの公開値を用いて確認する。 次に示すのはOECD加盟国などにおける一般政府歳出の対GDP比。 収録されている実データの年次最新値は2019年なので、2019年分の値を用いる。 ↑ 一般政府歳出の国際比較 (OECD加盟国など、対GDP比) (2019年) OECD平均値は40.6％。 つまり平均として国内で新たに生み出された商品やサービスの付加価値の総額の4割ほどが、国の維持発展のために一般政府から供出されていることになる。 値がもっとも高いのはフランスの55.5％、次いでフィンランドの53.3％、ベルギーの52.1％と続く。 |xsy| kya| dql| nat| rza| goj| eyz| iip| wvs| nky| swg| skc| jsg| xcp| gwv| wxk| aml| stu| sew| qpf| eag| urz| mqc| rdp| qwy| iqg| yeo| dne| net| cat| zaa| wgm| qqb| ywk| hrf| dfb| hsq| cga| jqy| qbu| mdc| ekb| plp| mrd| qht| zbv| ngn| ehc| czm| pwj|