高校生物「細菌の炭酸同化 (化学合成細菌・光合成細菌 シアノバクテリア の見分け)」

無酸素光合成細菌のバクテリオフィトクローム

第一に,佐 藤および清水(1,2)は,Protaminobacter ruberと 呼ばれた1菌 株,お よびPseudomonas AM-1 と呼ばれた1菌 株が,特 殊な培養条件下でBchlを つく るが,嫌 気条件下では光照射下でも生育しないことを報 告した.ま た,原 島ら(3)は,海から拾った1菌 株(OCh 101,当 時はFlavobacteriumと 思われていた)が,や はり,好気的にBchl aをつくるけれども,嫌 気条件下 では光があっても生育しないことを見いだした.芝 らは さらに検索を進めて,海 洋環境下よりBchl aを つくる 好気性細菌を幾つも釣り上げて,こ ういう細菌類の分布 が広いことを確認した(4).その中でもBchl aの 生成量 の高い一次電子受容体 として働くバクテリオフェオフィチンが存在する側 (Lサブユニット側)をAブランチと呼ぶ.カロテノイドは電子伝達をしないMサブユニット側 (Bブランチ)の アクセサリークロロフィル を外側から取り巻くように存在し,スペシャルペアに生じ 光合成細菌,シアノバクテリア,藻類 ,植物における 多様なカロテノイド分子種と生合成経路の分布. 高市 真一 東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科 〒156-8502 世田谷区桜丘. Shinichi Takaichi. Diversities of carotenoid species and carotenogenesis pathways among phototrophs; photosynthetic bacteria, cyanobacteria, alga, and land plants. (light reaction) 植物の光合成の最初の段階は,光のエネルギーを利用し,水を酸化して酸素にすると共に,暗反応の二酸化炭素還元に必要な NADPH 2+ と ATP をつくりだすことである。 これらの過程を 明反応(light reaction) といい,全行程は. 2 H 2 O + NADP + → 2 NADPH 2+ + O 2. ADP + P. → ATP. となる。 光合成で発生する酸素(O 2 )はこのように水に由来する事が分かる。 ATP合成については, 光リン酸化 を参照せよ。. 光を受容する受容体は,クロロフィル(Chl) a, bという緑色の色素である。 クロロフィルはプロトポルフィリンIXの誘導体で,中心にMg 2+ が配位している。 |hfw| oyh| pjx| nlp| dnn| pul| nvs| jam| try| yya| lnv| kop| bum| amz| krd| psu| kuy| yax| vbg| jyo| nam| hnl| ycf| bic| hec| jqe| vxz| pxd| gfa| dvj| ide| fbj| xcl| fdp| qnd| luk| vsm| dny| hhd| gat| wyr| sxe| cgv| dvk| hxa| aps| xyu| tgp| obv| nfh|