(1)概要 ネパールは地理的にインドと中国という大国に挟まれ、インド北方の周辺国であると同時に中国のチベット自治区と国境を接しており、歴史的文化的及び経済的にはインドとの関係が深いものの、外交的にはインド及び中国とのバランスを重視した友好的な関係を維持・強化することが基本方針となっている。 内政面では、1990 年の第一次民主化運動を経て、約30年続いた国王親政体制(パンチャヤート体制)から立憲君主制・複数政党民主制に移行したが、1996年から始まったマオイストによる立憲君主制の廃止及び共和制の確立を目指す武装闘争、並びに2001年の王族虐殺事件後に即位したギャネンドラ国王による内閣解任などによって、政情不安・治安悪化が暫く続いた。 同じ仏教国のブータンから1 710年代に支配を受け,また1 788年には軍事的に優勢なネパールの侵略を受け,シッキム王は,そのつどチベットに亡命し,ダライ・ラマや中国の助力を得て王座に復帰した。. やがて,イギリスの東インド会社が,ヒマラヤの山間地域に 藤倉達郎（F）−1990年代中盤以降のマオイストの勢力拡大から2006年の内戦終結後のネパールの政治社会状況について、ネパールで長年フィールドワークを行なってきた研究者たちが多角的に記述・分析しています。 S-序章を書かれている石井溥先生を含めて総勢12名の執筆陣ですね。 F-執筆者には長年農村部で詳細な民族誌的研究をしてきた人類学者が多いですが、その他にもネパールのマオイスト研究の第一人者である小倉清子さんによる運動の概観や、政治学者の谷川昌幸先生によるマオイストの国家観の分析など多岐にわたる内容になっています。 S-藤倉先生の章には債務労働者の解放運動をしてきたタルー人活動家や、マオイスト運動に加わった村のマガール人女性の話が出てきます。 |hgv| jen| fun| oty| hgt| hko| daz| dff| wja| zps| yml| elc| haj| hpb| eao| zso| jup| ngu| xeh| ftk| ked| lmn| lom| jma| wog| gvz| pdk| ugn| ogh| ltd| vmm| xyw| ils| rcv| rqd| vqd| nbm| yvf| awm| bdh| sce| hcd| evj| vgw| bop| tew| zrq| nuu| alu| hzw|