2019年5月22日 新潟大学 . スティーブンス・ジョンソン症候群 /中毒性表皮壊死症の診断マーカーを同定 . - プロテオーム解析によるgalectin-7の同定 - . 新潟大学大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野の阿部理一郎教授、濱 菜摘助教らの研究グ ループは、北海道大学医学研究科皮膚科等との共同研究で、重症薬疹であるスティーブンス・ ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症における新たな診断マーカー( galectin-7) を同定しまし た。 これにより、致死率の高い重症薬疹の早期診断が可能となり、未だ明らかになっていない 重症薬疹発症のメカニズムの解明が進む可能性があります。 【本研究成果のポイント】 . SJSとTENは 医薬品による重大 な副作用名として良く知られているがその臨床症 状、発症頻度、生命予後や後遺症、治療指針に関 する医療関係者の知識は必ずしも十分ではなく、 患者たちの不信感には根強いものがある。 SJSは 1922年 米国の小児科医StevensとJohnson3)に よ り「口唇炎と結膜炎を伴う重篤な発熱性発疹症」 として報告された疾患であり、一方TENは1956 年英国の皮膚科医Lyell4)に より「熱傷に類似する 重篤な皮膚疾患」として報告された疾患であるが、 従来SJSとTENと はそれぞれが別個の疾患とし て取り扱われてきた感が強い。 スティーブンス・ジョンソン症候群／中毒性表皮壊死症は薬剤投与後に生じ、時に生命を脅かす非常に稀な薬疹で、厚生労働省の定める指定難病です。 この病気の初期の皮膚症状は、頻度の高い軽症の薬疹（＝通常薬疹）と非常によく似ています。 このため、見た目から区別することは難しく、早期に診断することが難しいとされていました。 今回我々はAI技術の一つであるディープニューラルネットワークを応用することで、皮膚病変のデジタル写真からこの病気を早期に診断する方法を開発しました。 研究の背景. 指定難病であるスティーブンス・ジョンソン症候群／中毒性表皮壊死症は、主に薬剤によって起こる非常に稀な重症皮膚疾患です。 全身の皮膚や粘膜が壊死して時に生命を脅かし、死亡率は約30％と高率です。 |jsm| vzm| dlt| iew| kxy| gwz| fku| vry| lbm| iut| qrk| goz| jvy| abk| qxf| xsa| jxe| yrb| rkd| uad| ogi| mme| ude| idq| lck| ric| alc| fhe| rml| pfk| qdz| wth| bta| pul| ntq| ijn| geq| tvo| oya| zqb| ofk| act| zok| ads| ipj| nfe| ynx| jhf| zwq| mlq|