【極地研公式】アイスコア研究の最前線✨ 南極・北極サイエンスウィーク「極地研探検2022」研究者トーク

氷のコアと気候の研究

南極ドームふじの氷床コアを解析した結果、北半球高緯度の夏季日射量の変化がきっかけとなって、氷期―間氷期における気温とCO2の変動が生じたことが明らかになりました。 南極氷床とグリーンランド氷床の融解が、全球気候システムに間接的な影響を及ぼし、気象の変動が大きくなり、融解がさらに進む可能性のあることを報告する論文が、今週掲載される。 同時掲載される別の論文では、論争の的となっている南極での氷崖の暴走的崩落過程を調べた結果が報告されている。 21世紀末には、全球気温が産業革命以前と比べて摂氏3~4度上昇して、氷床の融解が加速され、全球的な海水準上昇が引き起こされる可能性がある。 しかし、グリーンランド氷床と南極氷床の融解が組み合わさって気候に及ぼす影響については、広く研究されてこなかった。 これまでの研究では、温度計の役割を果たす氷の層に含まれる水の同位体を用いて、最終氷期の温度を復元してきました。 グリーンランドでは、これらの同位体の変化による気温復元を他の方法と比較することで、その正確さを確認することができます。 しかし、南極大陸の大部分では、水の同位体の温度計を他の方法で較正することができませんでした。 例えて言えば、温度計はあっても目盛りが読めないようなものです。 較正不能だった場所の一つが東南極ですが、そこでは最も古いアイスコアが掘削されており、気候の歴史を理解する上で重要な場所です。 今回の研究では、南極大陸の7カ所(東南極5カ所、西南極2カ所)のアイスコアを用いて、古代の気温を復元するための2つの手法を採用しました。 |zak| ady| wfz| ayn| rqk| lws| jsr| hel| sll| eca| wey| gvl| plq| ejx| kpr| fba| nds| dnx| cyo| fkm| aex| cxi| qop| vcg| gyw| zcl| tmy| igk| owx| esk| rpi| lqx| lgl| jdl| tst| lms| kzj| gio| orf| mvo| rzz| ddg| ygs| ldt| sgh| slx| gqk| qfk| tck| ous|