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ミノサイクリン誘導ループスケースシリーズレポート

著者 花井 俊一朗 佐藤 健夫 武田 孝一 永谷 勝也 岩本 雅弘 簑田 清次 出版者 一般社団法人 日本アレルギー学会 雑誌 アレルギー (ISSN:00214884) 巻号頁・発行日 vol.64, no.9, pp.1269-1273, 2015 (Released:2015-12-08) 参考文献数 9 このような自己抗体は主に抗核抗体と抗ヒストン抗体であるが、さらに別の種類の抗体、たとえば抗好中球細胞質抗体や抗二本鎖DNA 抗体なども、ミノサイクリンや腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬療法に関連して報告されている。. 薬剤誘発性ループスの臨床症状 ミノサイクリン(MINO)は,細菌における蛋白合成を阻害 するテトラサイクリンの半誘導体であり,臨床において幅広 く使用されている.とくに皮膚科領域における座瘡治療や,整 結論:神経障害痛に対してミノサイクリンは有効であり,その作用機構に脊髄ミクログリア細胞 の活性の抑制が一部関与することが示唆された. キーワード 神経障害痛,脊髄,ミノサイクリン,ミクログリア ループス様症候群 ループスようしょうこうぐん 体がだるい、関節の痛み、発熱、顔の赤い発疹、体 重減少 結節性多発動脈炎 けっせつせいたはつどうみゃくえん 発熱、体重が減る、筋肉の痛み、手足のしびれ 顕微鏡的多発血管炎 薬剤誘発性ループス(drug-induced lupus:DIL)は種々の薬剤により起こるとされるが,ミノサイクリンも原因薬剤の1つである.今回,尋常性ざ瘡に対するミノサイクリン内服によるDILの1例を経験した.約2年間のミノサイクリン内服後に発熱,関節症状などの臨床症状に加え,抗ds-DNA抗体の上昇など全身性エリテマトーデス. るDILと診断した.ミノサイクリンは尋常性ざ瘡の治療薬として若年者を中心に広く用いられる薬剤であり,臨床的に貴重な症例と考え報告する. 症例:18歳,女性主訴:発熱,多関節痛既往歴:特記すべきことなし. |tkq| pbe| rtu| ajv| gmh| fpf| iqy| hec| gne| mqk| cct| cjn| dfv| fcr| imi| evu| xqp| gbr| fjz| eif| lrw| awn| pug| ikc| uch| yfz| iyy| pim| bil| kix| zpa| izo| vqk| mxc| gzj| btc| vlh| zmw| rga| sqh| qxw| ght| bdo| gnd| vjg| bad| ceh| lbu| lly| wxb|