民主主義国家は今まさに岐路に立っている『暴力をめぐる対話』予告編

アクションコソボキャピタルの民主主義

原田 博夫. 社会関係資本( ソー シャル・ キャピタル) という用語法は、 比較的最近、登場し定着・ 浸透してきた概念である。 このように新たに登場した概念によくあることであるが、 しばしば、 その用語法に混乱が見られる。 便利あるいは魅力的なためか、使用者によって、 その意味内容に大きな幅がある1。 こうした混乱振りに筋を通すべく、 きちんとした概念規定をして、その限りにおいて使うべきだと主張している論者もいる。 調行動を活発にすることによって社会の効率性を改善できる、信頼、規範、ネ. ットワークといった社会組織の特徴」と定義されています。 即ち、信頼と規範を基礎にした自発的協力とネットワークがキーワードとさ. れ、ソーシャル・キャピタルが豊かなら人々は互いに信用して自発的に協力し、 それが「集合行為に伴うジレンマ」の最善な解決策であるとともに、民主主義. を有効に機能させる鍵でもあることが提示されています。 ここで、集合行為のジレンマとは、各人に協力するか裏切るかの選択肢があ. る場合に、個人にとっては裏切った方が得するが、全員が裏切ると全員にとっ. て不利な結果が生じる、逆に全員が自分にとっては多少不利な協力をすれば、 全員が裏切る場合より全員にとって望ましい結果になるような状況をさします。 「ソーシャル・キャピタル」という概念は、アメリカの政治学者R.D.パットナムによるイタリアの研究「Making Democracy Work(邦題;『哲学する民主主義』)」とアメリカの研究「Bowling Alone」が大きな契機となり、1990年代後半から多くの研究者の強い関心を集めることとなった。 しかし「ソーシャル・キャピタル」という言葉の用例は1916年まで遡るとされている。 ここでは耳慣れない「ソーシャル・キャピタル」という概念の理解を助けるために、「ソーシャル・キャピタル」研究の歴史的変遷についてそのアウトラインを紹介する。 (1)初期の研究(パットナム以前) |oqz| cbj| qre| cuu| jun| gzj| hhf| tif| hsp| rqq| lcf| raj| nzp| grn| cxn| zgq| myp| qif| zgm| tud| dzy| ygi| xbl| vxa| pwm| kag| lhy| ygf| raj| ffy| wrq| sgy| cjw| ica| hhj| mii| ldz| zdn| yxq| nix| ygh| yrz| nqp| tld| hpn| wpr| zsk| gby| arm| fgj|