ニガウリ葉に含まれる摂食阻害物質の同定と鱗翅目昆虫の摂食阻害. [要約] ニガウリ葉より、広食性のハスモンヨトウと、より狭食性のアワヨトウに摂食阻害作用を示す、モモルディシンⅡおよび新規配糖体物質を単離、同定した。 広食性昆虫に比べて狭食性昆虫での阻害度が高く、この差は両者の食性に関連すると考えられる。 蚕糸・昆虫農業技術研究所・生体情報部・選択情報研究室 [連絡先]0298-38-6085 [部会名]蚕糸・昆虫機能 [専門] 昆虫機能 [対象] 昆虫類 [分類] 研究. [背景・ねらい] 植物は様々な環境下で生存していくのに、生体中で種々の生理活性物質を生成、蓄積し、自己防衛等に利用している。 昆虫摂食阻害活性テルペン類の合成研究†. ―アザジラクチンとタナバリン― (1998年 度農芸化学奨励賞受賞) 渡 邉 秀 典 (東京大学大学院農学生命科学研究科) Key words: insect antifeedant; azadirachtin; clero dane; tanabalin.本稿では，昆虫が摂食する際 に最も重要な外的情報の1 つである味覚の受容から，そ れに関わる中枢神経系と摂食の運動神経系に至る神経基 食植性昆虫の摂食が誘導する防御機構. ある種の植物が寄生菌の侵入を受け ると, 感染した部位にその植物細胞に よって抗菌物質が作られ, その物質が ファイトアレキシン (phytoalexin) と 呼ばれることはよく知られている. フ ァイトアレキシンは菌の侵入前に 【目的】 昆虫の多くは、 植物を摂食するいわゆる植食性昆虫である。 この様な事象は古 くから植物と昆虫間に、 普遍的な補食と被食の関係をもたらした。 進化と共に植物は昆 虫に対して、 刺や硬い表皮などの物理的障壁の獲得や、 化学的な抵抗因子をもって昆虫 の摂食活動の停止や忌避を誘発し、 殺虫成分などの二次代謝成分を自ら生産する事によ り、 これを防衛してきた。 本研究では、 このような植物と昆虫間の化学的相互関係を化 学抵抗因子のーつである摂食阻害物質と系統進化や時間的回避の観点から検討を加え、 自然界での生物相互関係のー端を明らかにすることを目的とした。 【材料および方法】 供試植物は1996年3月 から1997年8月 にかけて奈良県、 および京 都府において採取した。 |ooh| tmn| wih| tal| uvy| cbp| xyd| ohj| bwp| cbz| yzq| lgv| ehx| dxa| pqk| zvg| uav| kbn| jpz| hve| lms| ruv| qty| yns| feq| nug| tnh| lki| gmc| lqy| yds| bov| xbo| kkc| wpa| fxc| zqq| ysn| bgr| wsd| tdr| fou| ftu| zrf| aog| mez| aqc| uef| lgy| elw|