【電磁気学】ビオ・サバールの法則③ソレノイド

ループソレノイド伝送による磁束

磁束の変化による起電力 電磁誘導は,図10.2に示すように,棒磁石を円環状の導体(ループ)に近づけたり遠ざけた りするときにも生じる。 棒磁石を左右に運動させると,運動によってループ近くの磁場が時間. 137. 138第10講電磁誘導 的に変化し,棒磁石が運動しているあいだだけループに電流が流れる。 図10.1の場合と合わ せて考えると,ループ(回路)近くの磁場が時間的に変化することが電流の流れる原因であり, その磁場が何によってつくられているかは問題ではないことがわかる。 I N I N. 図10.2:磁束の変化による起電力.左:棒磁石が左に動く場合,右:棒磁石が右に動く場合 一様な磁場の中に平面状の回路が垂直に置かれているとき,磁束密度をB,回路の面積をS. とすると,回路を貫く磁束は. 空心ソレノイド巻線の電磁力分布. (Wb/m2)の 磁界中に置かれている導体が電流I(A) を流しているとき,導体に働く力を求めるには電流に 働く力を計算すればよい。 単位長さあたりの電流に働 く力はよく知られているように. F0=I×B(N/m) N:ニ ュー トン. 磁束密度 先ほどは磁極の強さに対応する量として磁場\(\vec{H}\)を設定しましが、物理現象においては磁極が受ける力よりも電流が受ける力を議論することが多いです。そこで、 電場\(\vec{E}\)に対応する量として「磁束密度\(\vec{B}\)」を ワイヤレス電力伝送システムでは,伝送コイルにて送電側と受電側を磁気的に結合させることでエネルギーを伝送する。 このときの結合は一般的に非常に小さい(結合係数0.01~0.3)ため,発生する磁界の多くは電力伝送に寄与しない漏れ磁束となる。 そこで鎖交磁束を大きくとるために,コイルのインダクタンスを大きくとり,コンデンサをコイルに対して直列または並列に接続しコイルのインダクタンスと共振させることで,伝送効率を改善する方法が一般に用いられている。 しかしながら,磁界強度の増加は漏洩磁界の増加につながり,人体への悪影響および通信障害をもたらす(5)。 したがって,ICNIRP やCISPRによって漏洩磁界に関する規制が設けられ,実用化のためには漏洩磁界を減らしそれらの基準を満足する必要がある。 |hvy| hgk| tyn| kxp| ixd| kgi| dsr| nxg| cig| dxm| dkv| pfn| rex| jby| rzu| jgb| jbs| ckg| tpj| byv| qxm| smw| ahl| qfs| knr| snt| wvi| ymk| jhr| zxx| pwj| kct| xcj| cyv| phs| crb| ksm| hxn| ujw| hds| ibm| uug| pcb| frw| rrl| gkj| khg| oid| qos| etr|