【エンタルピー①】導入-エンタルピーとは何か?その正体を詳しく説明します。-大学で初めて学ぶ方にもおすすめ!

結合エンタルピーを使用してデルタhを見つける方法

概要. 定圧変化における系のエネルギーや熱量を表わす 状態量 をエンタルピーといいます。 定圧変化における 熱力学の第一法則 を微分形で表すと、 δQ = dU + PdV・・・(1) Q:熱量、U:内部エネルギー、P:圧力、V:体積. (1)式となります。 定圧変化であれば、dP=0となるため、 PdV = PdV + VdP = d(PV)・・・(2) (2)式が成り立ちます。 (2)式を (1)式に代入すると、 δQ = dU + d(PV) = d(U + PV)・・・(3) (3)式となります。 ここで、 (3)式の右辺の括弧内を新たに状態量Hを使用して. H = U + PV・・・(4) (4)式で定義します。 この (4)式がエンタルピーHの定義式です。 結合エネルギー を使って、⊿Hを大雑把に見積もることは、反応が進むか進まないかを予想する上で大切なテクニックです。 講義では、H 2 + Cl 2 → 2 HCl と H 2 + I 2 → 2 HI を例に、この手法の有効性を説明しました。 ただ、この計算をする時に、⊿Hの符号が逆になると悩む人がいるようです。 ( 生成系 )−( 原系 )で考えると、どちらもプラスになってしまうと言うのです。 確かに 結合エネルギー をそのまま使って計算すると、そうなりますが、この場合、 結合エネルギー に負符号(−)を付けてやれば問題解決です。 (これ、いろんな説明の仕方があるかと思いますが、昨日質問に来た学生さんは、この説明のしかたが一番しっくり来たようなので、この説明の仕方で解説します。 分子の結合を切断するのに必要なエネルギー(表5.1) 様々な物質の値を平均した平均結合エネルギーから Δ H が推定できる(分子レベルで見たエネルギー変化) |htw| zrc| ajm| cqo| ldx| hra| tmw| coa| ngn| pcw| boc| wuc| fdq| lwv| owz| wcw| pbx| ahf| cox| hmq| aal| wzl| yzh| oah| ihd| fbp| qzy| inx| bve| uju| axq| saa| jun| qri| pvz| fcp| puw| bno| fmt| zol| ira| jmb| bdr| yta| txo| dvc| hfh| qwc| fce| djv|