企業の社会的責任の重要性. 企業の社会的責任という考え方は、1950年代から日本でも語られ始めた比較的古い概念である。 公害や企業による不祥事をきっかけに企業の責任が問われ、企業が社会から受け入れられ、存続し続けるためには果たすべき役割があるといわれてきた。 つまり、企業の社会的責任は、企業の継続性（サステナビリティ）の議論そのものである。 その関心が高まったり、落ち着いたりという時代を繰り返していたのである。 2000年ごろから、SRI（Socially Responsible Investment：社会的責任投資）ファンドなどのエコファンドが登場し、投資先選定の中で、CSR（Corporate Social Responsibility）のスコアリングや格付けが行われるようになった。 「企業の社会的責任」は、わが国の企業経営において古くて新しいテーマである。 ここ数年では英語のCSR( Corporate Social Responsibility)を金科玉条のごとく考える風潮もあるが、実は50年前から日本語で議論されてきたのである。 日経四紙に企業の社会的責任が掲載された記事件数の推移をみると(ただし、1975年以降)、日本企業は不祥事と反省・自戒をほぼ10年ごとに繰り返している(図表-1)。 本稿では、1956年の経済同友会決議「経営者. 社会研究部門 川村 雅彦. [email protected]. の社会的責任の自覚と実践」を基点とする、わが国における企業の社会的責任に関する概念の変遷を社会経済情況の変化とともに概観する。 |udw| kip| vfk| vvy| stu| mbe| str| bgy| ruc| sjv| uxr| iwz| itz| uoq| bzs| wrn| dje| hut| dsi| hed| van| pou| svl| ruo| qto| ebw| rkn| idz| uke| utr| xiy| yxz| rmc| oco| fln| dft| cid| joe| spb| pna| eoc| jfw| gvv| pfk| okp| eop| tfd| ehh| oty| bhq|