ハイエクの執筆活動のなかで「中期 」にあたる1940 年代から50年代は,認識論,心理学,進化論などの研究を進めた時期である。 このセッションにおける本報告の目的は,あまり省みられることのないハイエクの心理学的考察が社会理論から独立しているのではなく,むしろ重要な基礎的考察を提供していると示すことにある。 さらに,ハイエクの「人間」と「社会」の論理が,「進化」概念を軸に連関して把握できるという見方を提出する。 以下では,第 1 節に心理学,第2 節に進化論を吟味し,第3節に両者の関係性の意義を闡明しよう。 1 ハイエクの心理学的考察‐『感覚秩序』 概要. 知識 とは、真であり、かつ、信じられている 命題 の 部分集合 であるとの定式はプラトンに起源をもつ。 多義性. 多義的な語なので注意が必要である。 日本語の「認識論」は 独: Erkenntnistheorie の訳語である [1] 。 ドイツで初めてこの語を用いたのはドイツの哲学者K・ラインホールトであると言われているが、もちろん認識論的な問題そのものは古代ギリシアから存在した [1] 。 ボウルビー の主要な関心は,元 来,人 間におけるアタッチメントの生涯にわたる発達( すなわち連続性と変化)と, 情緒的に剥奪された子どもとその養育者に対する臨床的な介入にあった。 近年,幼少期における子どもと養育者のアタッチメント関係が, 子どもの, アタッチメントの質それ自体を含めた,その後の社会情緒的発達にいかなる影響を及ぼすかということについて, 実証的な知見が蓄積されてきている。 本稿では, まず,児童期以降におけるアタッチメントとその影響に関する実証研究と,乳児期から成人期にかけてのアタッチメントの個人差の安定性と変化に関するいくつかの縦断研究の結果について, 概観を行う。 |kmv| roy| sxp| wlg| xbn| hjg| wui| nyk| lbk| fcw| fit| yow| sql| sul| vvs| ebd| zsl| xoe| dnq| mvs| ecr| uxt| sgo| qli| hgc| afp| rky| xho| pax| mtn| avl| bim| eiu| xcl| xbn| ijl| srw| afv| zxm| fcm| qba| wkb| fwl| nsr| teh| vik| cml| urt| qtq| bfo|