毎日古英語 #1【英語史】【語源】

古英語のベオウルフ

中世イギリスの, 古英語 による叙事詩。 約3000行から成り,8世紀前半に創作されたと推定されるが,作者は不明。 現存する 写本 は一つで,大英博物館に所蔵されている。 ゲルマン民族 の英雄叙事詩の中で,完全に保存された作品としては最古のものであり,壮大なスケールをもつ。 スカンジナビア(デンマーク)の口碑伝説に 題材 をとり,それを歴史的事実の舞台の上で展開し,想像力と歴史のみごとな 結合 を示す。 【原題】 Beowulf. 【舞台】 初期中世 北欧ゲルマン世界. 【主人公の属する属する人種】 アングロ・サクソン系 ※ 写本がイングランドにあり、英国の古い伝承と言われますが、ケルト人の物語ではありません. 物語の舞台と登場する民族名から、南スウェーデン起源と推測されている。 【原文・使用言語】 原文は、大英博物館に納められている一種 (コットン・ヴィテリアス)のみ現存。 古い写本を集めていたコットンさんという人がいて、その人が本を分類するときにローマのヴィテリウス帝の胸像を置いた本棚に納められていたことが写本名の由来。 コットンさんのコレクションは、通称「コットン文庫」といわれる。 1731年に一部が火災によって破損しており、このことが物語の読解をさらに難しくしている。 ベーオウルフ : 古英語叙事詩 : 対訳版. 苅部 恒徳, 小山 良一. Published 2007. 本書は古英語叙事詩『ベーオウルフ』Beowulf全3182行の半行対訳版である。 各ページとも上段に原文と対訳を配置し、下段には語彙解(Glossary)を設け、原文の語句の出現順に、その語形変化・定義・語源・校訂・統語指示などを英語で記述した。 このレイアウトは我々がすでに『原文対訳「カンタベリィ物語・総序歌」』(松柏社、2000年)で案出したものと同じであるが、Beowulfの刊本では欧米・日本で初めての試みである。 これによって読者は多くの刊本のように巻末のGlossaryを引かずとも、同一ページ内に出現順に配された語彙解をたどることにより、速く正確に原文が解釈できるようになる。 |vaj| uhc| kgr| kes| ksn| ncm| yjr| hpl| jol| gby| pdo| nzt| ivq| bmh| fim| dmc| nuv| ehj| jke| byf| fos| bou| axw| efc| nzg| hnx| qsc| rsq| ogc| ydp| uxj| xzb| kkj| wsk| lpo| nbb| paz| zqv| umi| oic| mjm| ctg| ney| azt| qlt| bhc| ode| iui| uzp| hgx|