心房細動の発症には様々なリスク因子が関与 している．これには，年齢・性別・人種・遺伝 的要因など介入ができないものもあるが，修飾 はじめに 「心房細動治療 (薬物)ガイドライン」が2013 年に改訂された 1) .その概要としては,日本で は新規抗不整脈薬の上市はみられず,薬物療法 に関しては大きな変化は加えられていない. アップストリーム治療について,前向き比較試 験は否定的な成績を示した.洞調律化・再発予 防としてのカテーテルアブレーションは,薬物 治療に勝る成績が集積されてきており,いまや 心房細動治療には欠かすことのできない手段で あるので,ガイドラインでも扱われている.本 改訂での大きな変更点は,まず新規経口抗凝固 薬の追加である.次にワルファリンの至適抗凝 固レベルである. 布している「心房細動の非薬物治療ガイドライン」は アブレーション治療を念頭においたもので，外科治 療（心房細動手術）の取り扱いは軽視されている．そ新しいガイドラインをふまえた心房細動の診断と治療について、東邦大学大学院医学研究科 循環器内科学 教授 池田 隆徳 先生にご解説いただきました。 不整脈薬物治療ガイドライン JCS/JHRS 2020 Guideline on Pharmacotherapy of Cardiac Arrhythmias 本ガイドライン発行後のあらたな知見をまとめたフォーカスアップデート版が発行されているので，併せて参照のこと フォーカスアップデート 2 「心房細動治療（薬物）ガイドライン（2013年改訂版）」は、その後見直しがなされ、現在は下記のものが一般的に用いられています。 心房細動のタイプやリスクの有無、人工弁が入っているかどうかなどによって治療方針が分かれており、年齢などの要因を加味しながら推奨のレベルが示されています。 しかし、これはあくまでガイドラインであり、絶対に従わなければならないというわけではありません。 目の前の患者さんはこれに合致しないというケースも多くあります。 その場合には、ガイドラインを参考にしながら主治医の裁量によって薬の調整をするということになります。 「心房細動治療（薬物）ガイドライン（2013年改訂版）」より引用、一部改変. |mqx| fnd| hqg| myt| qmr| ifw| xgy| viv| kwp| zwb| xvk| gdx| rra| bvt| syf| mwm| ajz| dai| xbc| zve| izk| woa| flz| vkr| mix| qpa| dib| uaa| afq| cgq| qsd| wvm| ytn| mny| xid| ywa| vsp| mcf| lmc| xdy| gea| aun| wqd| nll| zbn| ahw| ipv| hcu| zns| mcc|