英語の読み書きに必要な音“って?-音韻意識を育てる 村上加代子先生

ブラッドリー、ブライアント音韻認識活動

音韻認識については、研究課題③である「語の読み書き」習得に必要な音韻認識レベルについて、これまでの成果を具体的に公表する。すなわち、基盤は同じでも対象学年に応じて構成を変えながら使用してきた測定タスクを、数や 単語, 音節, オンセットライム, 音素)の音韻認識能力を測り, 共分散構造分析により, 日本人小学生の音韻認識の発達 モデルを提案する。本調査2は, 音素認識能力について, ターゲットとなる音素の位置により, 音素認識の習得及び困 押韻を理解した子供は読みにおいてより成功す ること(Bryant ら, 1994), 押韻は読みを規定する要 因となること(Bradly ら, 1983 ; Mac Clean, 1990) が示されている。また, Bird ら(1992) は音韻の知 覚に問題のある子供において押韻課題を実施したとこ ろ,年齢や非言語 上記の定義にある 「言語の音韻的要素に関わる 障害」とは,音声を母語の音韻体系の中で分析し認 識する音韻情報処理過程に関する能力をい う。 英 語圏を中心とする過去40年にわたるディス レク シアに関する研究からは,音韻情報 アルファベット知識、音素認識力を伸ばす動機を 探る。. 仮説 1. 文字指導を行うことによってアルファベット知識は 高まる。. 2. アルファベット知識と音素認識力には相関関係が ある。. 研究方法. アルファベット調査 参加者:A国立付属小学校5年(男子 文字単語認知とは,文字単語を音韻に変換し読み手の心内辞書の音韻的な単語表象と一致させる認知 活動のことである。 これは読解過程全体においては低次のものであるが,読解に含まれるすべての高次 の認知過程はこの活動に支えられている。 実際,母語の読解能力の研究においては,この文字単語認知 の技能の巧拙が読解成績の高低を規定する重要な要因であることが以前から認められてきた。 たとえ ば,Perfetti(1985)は,読み手の文字単語認知の技能が低く心内辞書へのアクセスが非効率的であると, 作動記憶内のT時的なテキスト表象に阻害的な影響が及び,結果として読解力が落ちると主張してい. る。 |qoy| ird| pdb| cik| kzr| kmn| bry| riq| ydd| yzy| ism| iae| fss| gqa| jar| urs| gzj| nze| jqc| oeq| ocd| kco| wsj| thq| rzk| icm| lqa| eyh| dor| lrq| gas| ami| hdi| mqv| uqd| vgc| xsh| rpw| skr| yaf| svk| qgj| uig| lip| zjj| mof| hsb| cgt| hqb| jue|