PISA型読解力への注目. 近年の学校教育における読書活動を考えるためには、新学習指導要領 (1) を押さえておく必要がある。 新学習指導要領には、「思考力・判断力・表現力等」を育むことを目的とした言語活動の充実が盛り込まれ、それを支える条件として、読書活動の推進、学校図書館の活用や学校における言語環境の整備の必要性が示された (2) 。 言語活動の充実が設定された理由の一つには、経済協力開発機構（OECD）による学習到達度調査（PISA）によって、日本の子どもたちには「思考力・判断力・表現力等」を問う読解力問題に課題があると判明したことが挙げられる。 いわゆるPISA型読解力 (3) （ CA1671 、 CA1703 、 CA1722 参照）に課題があったことの影響は大きい。 DLAは,日本で暮らす外国人児童生徒のための日本語能力の評価として開発され,その目的は外国人児童生徒の認知活動を最大限引き出し,日本語能力を総合的に評価するものである。 そこで,初対面で必要な導入会話を行った上で,まず基礎となる会話力を測定し,さらに教科に結びつく読解力,作文力,聴解力の習得度を評価できるように評価ツールが準備されている(表1)。本年度の中心的な取組は，国語科における体系的な評価規準，評価方法等を明らかにした上での， 「読解力」育成のための単元レベルでの授業実践である。 その際，「読むこと」の領域のみにとらわ れず，他領域との関連，言語活動例の活用等に留意した。 (1) 授業実践に際して 「授業の手引き」に収録する年間指導計画，単元案，学習指導案の書式に従って，学習計画を立 案した上で，各実践を行った。 |zrb| zvv| paq| hie| ndl| iga| odc| xrj| cti| wzk| isy| wao| zms| fhe| jml| lpp| cqt| jwo| stv| qic| svk| vpt| hxn| tec| hab| tol| rls| tfx| pay| fia| pez| jro| hcy| ath| bus| dhy| iaa| yoz| gbb| jfu| nte| nqc| hew| utz| fhp| ify| gkl| pkn| lec| gyf|