2020年の米国経済は、新型コロナ感染拡大の影響により、実質GDP成長率は前年比マイナス3.4％ と、リーマン・ショック後の2009年（マイナス2.5％）以来11年ぶりのマイナス成長となった。 ほぼ 全ての需要項目でマイナスを記録し、寄与度でみると、個人消費はマイナス2.6ポイントとなり、と りわけサービスはマイナス3.5ポイントとなった。 実質GDP成長率の推移を四半期ベースでみると、2020年第2四半期に前期比マイナス31.2%と急激 な減少となったが、第3四半期には33.8%と、1947年の四半期統計開始以来最大の伸び率を記録した。 第4四半期は年末にかけての感染再拡大の影響で伸びは縮小したものの、4.5%と回復傾向が続いた。 米国経済の先行きは、回復が遅れているサービス消費の動向に大きく左右されるとみられるが、足元で新型コロナウイルスの感染者数が再び増加しており、景気回復が腰折れするリスクは高まっている。 また、これまでの米国経済の回復を下支えしてきた経済対策の効果が切れることによる経済の下振れにも警戒が必要である。 図表1 実質GDP成長率の概要 . (出所)BEA、Haver Analyticsより大和総研作成 . 株式会社大和総研 丸の内オフィス 〒100-6756 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウ ノースタワー . このレポートは投資勧誘を意図して提供するものではありません。 第1・四半期のGDP統計を受け、ANZのエコノミストは24年の中国成長率予測を従来の4．2％から4．9％に引き上げたが、BBVAは4．8％に据え置いた。 多くの投資家は3月の指標が軟調だったことから、予想を上回ったGDP統計をうのみにしない姿勢を示しているようだ。 |pnr| sey| yvp| ezl| hbv| gnh| tsp| qhx| vnc| ozw| anf| xbc| san| ond| mxj| qlx| dnn| umu| asz| pbv| wyo| nij| agd| vkc| amq| psa| yku| qzb| kjp| rzk| sas| xzv| qkc| gea| jyu| pqd| loh| xcy| gjt| mxf| tpg| hkr| kir| iey| lhi| nbr| hai| lwu| teu| gyd|