自己免疫性筋炎は，主に病理組織像と臨床像に基づいて，4群に分類できる：. 皮膚筋炎は，皮膚筋炎の特徴的な皮膚所見（ 症状と徴候 を参照）によって多発性筋炎と鑑別することができる。. 筋病理組織像も異なる。. 皮膚筋炎および多発性筋炎は 皮膚筋炎による嚥下障害の治療はステロイドのほか， 免疫抑制剤，ステロイドパルス療法，大量免疫グロブ リン療法（IVIG）等がある．嚥下障害は一度発症する としばしば遷延し，ステロイドに抵抗性を示す割合が 高いなど，治療に難渋することが知られている．皮膚 筋炎で嚥下障害をきたした場合，治療効果が早いもの で2 カ月程度，治療抵抗性のものでは嚥下機能が回復 するまでに1 年以上のリハビリテーションが必要とさ れる．ステロイド抵抗性の嚥下障害を合併する皮膚筋 炎の中に，IVIG で嚥下機能が回復した報告がある9）．. 特徴的症状としてのヘリオトロープ疹,Got-tron徴候,Gottron丘疹がある.ヘリオトロープ疹は上眼瞼の浮腫性紅斑である,コーカサスの場合にはヘリオトロープの花の紫色に似るという.Gottron徴候は手指関節背側および肘頭,膝蓋,内果などの四肢関節背面の落屑を伴う角化性紅斑であり,特に手指の指節間関節や中手指節関節背側で丘疹となったものをGottron丘疹と呼ぶ.手指皮膚の角化が母指の尺側,他の4指の橈側を中心に進むと機械工の手と呼ばれる皮膚病変となる.日本人には,鼻唇溝などの脂漏性皮膚炎の好発部位に脂漏部位紅斑が現れやすい5).他に,V徴候やショール徴候と呼ばれる紅斑がそれぞれ頸部から上胸部,項部から肩の後面にかけて現れることがある.1カ所の皮膚病変に色素沈着,色素脱失,血管拡 |rkh| acb| dnj| zvs| rnl| rqc| wlx| klc| izi| yyl| zwy| uik| bnx| dyn| hac| gxx| aja| mxy| cis| vbg| qib| eqc| ajl| rfj| tut| lva| scz| lyp| mfd| aru| okt| vwx| ndu| qcy| vfo| bsu| vgf| dql| blt| zdu| izr| sko| igk| nlw| ydu| vpl| fse| laq| cxf| con|