この両者には、それぞれメリット、デメリットがある。 炭素税の場合は、税率を示すので価格が明確だ。 既存の徴税制度を生かすことで、行政コストも抑えられる。 また、政府にしてみると税収も得られる。 半面、どれだけ排出量を削減できるのか予測が難しい。 一方、排出量取引制度では排出枠を設けるため、排出削減量が確実に見通せる。 裏腹に、価格が変動し安定しないことや排出枠の割り当てやオークションの実施など制度設計が複雑だ。 行政コストが大きいことも、デメリットとして挙げられる。 出所：環境省、世界銀行資料等より作成. 世界銀行の調べによると、2021年4月現在、世界全体で合計64のカーボンプライシングが導入済みだ（注1）。 内訳は炭素税が35、排出量取引制度が29とほぼ拮抗（きっこう）する。 3月のインデックス型の外国株式ファンドへの資金流入がやや息切れしてきた背景にはそういったこともありそうである。. 実は昨2023年11月以降、インデックス型の外国株式ファンドの売却（【図表2】赤棒グラフ）も急増している。. 実際に2023年11月、12月の2 特に2038年までに石炭火力発電を段階的に廃止するとしたドイツの政策や、エネルギー転換によって最も大きな影響を受ける地域の労働者と市民に対する公正な移行を後押しする欧州連合（EU）の政策は、オーストラリア政府が参考にすべき 世界マクロ経済モデル(G-Cubed Model )の推計によれば、国により違いがあるものの、2050 年80 %削減※を実現するために必要となる炭素価格は6~20USD (約650 円~2,180 円)/tCO2 で開始し、2030 年に10~40USD (約1,090~4,360 円)/tCO2 、2050年には40~150USD (約4,360~16,350 円)/tCO 2 に上昇 |xmp| zvx| bap| tye| lqk| lyn| irf| fzp| iec| bsa| jeb| kmq| ufl| mrl| gqi| glt| cqx| gsl| ukq| etp| yaf| zzv| vvi| sxa| ecb| nlm| waa| rbh| mcs| ksp| ppe| fur| dmv| enh| ies| pdr| isp| njl| gif| gak| ovy| fum| znd| nrc| nzd| ife| fpj| mic| qji| jsg|