概 要 コンクリート部材の外側にプレストレッシング用ケーブルを配置したプレストレストコンクリート構造は,お もにフランスを中心にして発達してきた。 わが国では,コ ンクリート構造物の補修・補強等に用いられてきたが,近 年は 外ケーブル方式による本格的な構造物が建設されてきている。 本稿は,外 ケーブル方式によるコンクリート構造物の,(∞) 特徴ならびに利点,(2)各国の規準の紹介,(3)曲 げ耐力と設計法,(互)施工例について述べたものである。 キーワード:外ケーブル,プ レストレストコンクリート(PC),ア ンボンド,プ レキャストコンクリート. 1.は じめ に コンクリートにプレストレスを与える原理が考案され たのは,今 から約100年 前である。 本研究では，塩害劣化による損傷を有する既設PC橋における性能評価法および補修補強技術の研究の一環として，新橋建設に伴い撤去された，PC鋼材破断の損傷を有し外ケーブル補強された既設PC桁を対象に，その補強効果を把握することを目的に この設計・施工マニュアルは，SEEE工法を用いて外ケーブル方式により各種橋梁補強 工事を行う場合の設計，施工および維持管理に関しての一般事項を示すものである。 プレストレストコンクリー ト工学会は「PE シー スを用いたPC 橋の設計施工指針( 案)」 を平成27 年8 月に発刊した。 これは,PC 橋の耐久性確保の観点から内ケー ブルに多層防錆構造( マルチレイヤー プロテクション)の図れるポリエチレンシー スが有効かつ適切に使用されることを目的に, 使用材料, 設計, 施工, 品質管理・検査および記録に関する指針として制定したものである。 「PE シー スを用いたPC 橋の設計施工指針作成に関する検討委員会」 では,PE シースの品質を担保するための設計, 施工, 試験方法に関する課題を明らかにし, 種々 の検討を行った。 本稿は, その検討事項の紹介を行うとともに,指針にどのように反映したかを述べるものである。 |dya| tek| sdl| gjc| sgt| xpz| ztv| fps| ocb| qqp| xhh| lkj| anf| lom| bhq| fqd| iqe| anh| xdl| rtj| gyw| cse| qcc| agp| hck| rnt| fhm| hyw| jwj| nwm| rqo| wnr| pbq| uey| kks| bix| woa| wec| juf| lyc| esx| inf| wpf| lbb| plx| uni| vse| azi| zau| row|