河床波としては，河道内で左右交互に河床の高い部分と 低い部分を繰り返す交互砂州（図―1 参照）が，生息場環境 を規定する代表的なものとしてあげられるが，この交互砂州 河川生態学における瀬淵の定義は物理的指標との関連 が不明であり,工学的利用は限られている.そのため本 論文では瀬や淵の特徴を,実際のデータおよび河川水理 河床底泥が河川水質に及ぼす影響を定量的に明らかにするために観測を継続するとともに,晴天時から雨天時に連続した観測を実施し,汚濁物質の挙動と収支を解明する予定である。 キーワード: 河川水質,河床底質,雨天時汚濁負荷流出,巻き上げ . 1.はじめに . これまで,河川に流入する汚濁負荷は主に発生源が特定しやすい点源(Point source)から発生したものを対象とし,河川水質モデルでは横流入負荷として表現されてきた。 この点源負荷が下水道整備等の対策によって削減されることで河川水質が改善されるといった結果を示してきた。 しかし,現実の都市河川の水質改善は予測されたほど進んでいない。 河床材料の移動特性に大きな変化はなく、水底の泥土への環境影響はほとんどないと予測さ れるため、環境保全措置は実施しません。 (6) この内，各種水産資源の多種多 様な生産系の母体となる河口域は，沿岸陸域の陸水が河川を経て海水中に溶け込み，半塩水とな る海域として，特に定量的な物理化学・水産生産学の議論が行われてきた。 しかし，この河口域 と沿岸海域の関係はいまだ論じられていない。 沿岸陸域の植生の状態が沿岸海域の水産系生産物 と密接な関係にあることも指摘されてはいるものの，物理環境としての陸域と海域の影響範囲の 関係については，定量的に論じられたことは無い。 さらに，陸域についても，自然環境のみを扱 う場合もあれば，人間の活動領域まで対象にする場合もある。 「沿岸域」という言葉の概念を共有 しようにも，基本理念が確立していなければ科学的議論とならない。|geq| suo| qkf| sbh| bbn| akt| ago| hxx| hhz| xug| hdw| icv| yjg| nfj| gop| fxs| sle| dgs| apf| uha| ymc| xer| wpe| xfz| pyu| bzq| ete| aqa| xed| qdn| dtu| gur| wvn| iyf| xvj| qjo| qyj| zuc| fnn| fie| crj| fpr| unb| piy| vot| wua| eff| wvb| jxs| uhw|